高尿酸血症について②

4月5日に「高尿酸血症について①」を投稿しましたが、その続きになります。

尿酸値を下げるためには、尿から尿酸を排出しやすいような環境を作るのも有効です。

なので私は高尿酸血症の患者さんに次の2つを外来でお伝えしているようにしています。

 ①しっかりと水分を摂取すること

 ②尿をアルカリ化すること

尿酸は尿から排泄されているので、水分摂取が不足していると尿からの排泄が少なくなります。これは分かりやすいですよね。

一方の尿をアルカリ化することというのは、なんのこっちゃという感じだと思います。

実は尿酸は尿が酸性になってしまうと排泄されにくくなることが知られています。そのため、逆に尿をアルカリ化するとよいのですが、野菜をしっかりと採ることで尿はアルカリ化しやすくなります。

あとはお酒を控えることも大事です。焼酎などはプリン体が含まれていないため、ビールよりは良いのかもしれませんが、アルコール自体が尿酸の産生を肝臓で促進させてしまいます。

実際にアルコールを30-50g (ハイボールなら600-1000ml, 20%の焼酎なら1合飲んだら超えます)のんでいる人は、痛風になるリスクが2-2.5倍上昇すると言われています。

高尿酸血症は痛風だけではなく、慢性腎臓病や動脈硬化とも関連があるとされているため、あなどれない存在です。

気を付けていきましょう。

それではまた。

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大好きなコーヒーを片手に、毎日更新を目標に頑張ります! 資格 日本内科学会 認定内科医・指導医・総合内科専門医 日本リウマチ学会 リウマチ専門医・指導医

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