こんにちは!サブです。
パリオリンピック、盛り上がってますね!頑張っている選手達をみていると、自分んも頑張ろうって勇気をもらえますね。
ただ、ちょっと寝不足になっていて、体がだる重ってかんじです。。私が風邪を引くのはほとんどが寝不足の時なので、気をつけようと思います。
さて、リウマチ性疾患や膠原病の患者さんはステロイドや免疫抑制剤を使っている方が多いのもあって、感染症リスクはたかいと言われています。特に今日はアジア地域で罹患率の高い帯状疱疹の話を少しだけしたいと思います。
全身性エリテマトーデス(SLE)や関節リウマチの患者さんは一般の高齢の方よりも帯状疱疹もリスクは高くなるとされています。組換え帯状疱疹ワクチン(®︎シングリックス)は腎移植や自家幹細胞移植、血液系の悪性腫瘍の患者さんでは安全性と有効性が示されているため、リウマチ性疾患や膠原病の患者さんでも有用であると考えられています。
日本では当初50歳以上の方が組み替え帯状疱疹ワクチンの対象となっていましたが、現在は帯状疱疹に罹患するリスクが高いと考えられる18歳以上の人も対象となっています。
日本リウマチ学会では「リウマチ性疾患患者における安全性のエビデンスは十分でないため、当該患者のリスクベネフィットに鑑みて使用を考慮してください。」とホームページ上で記載しています。私は多くの患者さんにお勧めしていますが、病状と治療内容によりワクチンを接種するタイミングに留意が必要な場合もあります。みなさんもワクチン接種するときは、一度主治医の先生に相談してみてくださいね。
(参考)2022 American College of Rheumatology Guideline for Vaccinations in Patients With Rheumatic and Musculoskeletal Diseases. Arthritis Care Res (Hoboken) . 2023 March ; 75(3): 449–464.
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