間質性肺疾患がある関節リウマチ患者さんの治療は頭を悩ませる。
現状は胸部レントゲンでわからない程度であればメトトレキサート(®︎リウマトレックス)を使っている。ただ、胸部レントゲンでも明らかにわかる場合は、自分の場合、サラゾスルファピリジン(®︎アザルフィジンEN)を使ったり、タクロリムス(®︎プログラフ)を使うことが多い。それでしばらくしても良くならないときには生物学的製剤を使うことが多いのだが、メトトレキサートが使えていない場合はトシリズマブ(®︎アクテムラ)やサリルマブ(®︎ケブザラ)などのIL-6受容体阻害薬を使っているのが実情。
一方で、関節リウマチだけではなく間質性肺疾患の進行がある際にはステロイドや免疫抑制薬を使うのだが、それについてはまた後日。
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